あなたの夢は何ですか?
【ビートルズサングラスプロジェクト】
【ビートルズサングラスプロジェクト】
最初に
きっかけは、60年代の自社商品
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ビートルズオフィシャルサングラスの情報発信ブログです。
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[1]スタートのきっかけ
これまでも60年代のサングラスを見る度に
「面白いよね」「こんなの復刻してみたい」と社内でもたびたび話題になっていました。
しかし個性的なデザインは、市場の反応が読めない事や製作上のコストを考えると、
「やっぱり、無理だよね」という結論になり、再び箱のフタを閉めてしまい込んでいたのでした。
後に、認知科学・脳科学で説明されている事を知りましたが、
人間の脳(心)というのは、今までと違う何かに取り組もうとした時、
どうやったらできるかということよりも
できない理由ばかりを天才的に見つけ出すものなのだとか。
たとえ実現すればきっと素晴らしいに違いないと思えるものであっても、
現状を守る力が強烈に働いて、いわゆる「現実的な」選択をする。
この時は、日本国内に漂う強い不況感の影響もありましたが、
結局、理論通りの普通の反応をしてしまっていたんだな、と思います。
ところが、私自身はいつからか、ものづくりのインスピレーションが得たい時に、
それらのサングラスや写真を取り出して見るようになっていました。
無意識のうちに、60年代の製品が醸し出す何かが自分を元気にすることに気づいて活用していたのかもしれません。
やがてそれは自分のためだけではなく、「もっと多くの人のために役立つのではないか」と思うようになっていきました。
その発想は、「ビートルズ」に繋がっていく大きな動機となっていきます。
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[1]スタートのきっかけ
当時の商品を眺めていたある日、ふと頭をよぎりました。
60年代のサングラスを見たり掛けたりしながら、みんなが楽しそうに話し元気に過ごしている近い将来の映像。
60年代はビートルズが世界中でブームとなり、彼らは次々に新しいことにチャレンジしていた。
カンダオプティカル(当時は「神田眼鏡店」でした)も、世界に向けてサングラスを販売し新しいデザインでチャレンジしていた。
私が60年代のモノから感じる、
時代の持つ空気感、自由を求める若者たちが吹かせたエネルギッシュで奔放な風、
そういったものを、今、現代に呼び起こしたい、
元気の無い今の世の中に必要なのではないか、
そう思いました。
ビートルズ世代の大人はもちろん、その下の世代や若者にも、
そしてこれから育ってくる子供たちにも、
当時に劣らぬエネルギーで、夢を持って、自分の可能性を発揮してほしい。
みんながもっと自由でいいのだと気づいてほしい。
カンダオプティカルとして、
「これから未来に向かってどういう事が出来るのか」を考えた時、
私たちにできることは
「このサングラスを復刻し、当時のエネルギーを今に伝えること」ではないかと思い至り、
復刻への一歩を踏み出すことになったのです。
([4]につづく…)
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[1]スタートのきっかけ
時代背景をよくは知らないですが、素人なりに思い浮かべると、
世界ではベトナム戦争や文化大革命が起こった時代。
日本においては東海道新幹線の開通やカラーテレビの普及など高度経済成長の只中の時。
音楽やファッションといった文化で言えば、
モッズやイエイエ、ヒッピーなども連想されます。
ミニスカートの流行なんかもこの頃からで。
サングラスも、もちろんおしゃれアイテムとして愛されていましたよね。
その当時って、今と比べてずっと元気があったんじゃないかと思います。
若者は自由や変化を求め、また、その変化が起こせると、未来は変わると信じているように思えます。自分はコレが好き、こう思う、と表現する勇気や行動力のようなものも感じます。
若者文化の中で、音楽とファッションはやはり切っても切れない間柄。
ミュージシャンがファッションリーダーでもあるのは、今以上に顕著だったかもしれません。
ビートルズのヘアスタイルや服装が多くの若者に影響を与えたのは有名な話。
彼らのファッションの変遷を追うのも楽しいです。
そんな60'sカルチャーの一端を担うアイテムの中に、日本のメーカーのものがあったのです。
カンダのサングラスは、そうでした。
ファッションを通してもアイデンティティを示そうとした若者達が自ら選択して流行を生んでいく。
海外発のその流行のアイテムのいくつかは、発信源が実は日本だった、っていうのは少し意外で、ちょっと嬉しい気がしませんか。
今回復刻した2モデルは、どちらも厳密には1950年代にリリースされ
60年代にも人気を誇ったロングセラーです。
あの小ささと、角張った細長いスクエアシェイプはやはり特徴的。
当時においても珍しい形だったようですよ。
([5]につづく…)
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